「週刊テツタビ百科」第3号

小坂真智子

2009年04月26日 01:11

スナフキン藤田です。
いつも「すまいるトレイン777」をご愛聴下さってありがとうございます。
昨日お届けした「週刊テツタビ百科」第3号を再放送します。
テーマは「駅弁」の1回目です。
第3号 (2009.04.25 ON AIR)
●駅弁とは
①国語辞典によれば、「鉄道の駅や車内で売っている弁当」。
  ただ最近は、構内のコンビニ等で販売される弁当もあるため、
  それが「駅弁」に該当するか判断が難しいところです。
②「日本鉄道構内営業中央会」が、JRの許可を受けて駅構内で
  主に飲食業を営む事業者に「駅弁マーク」を与えており、それを正式な
  駅弁と認定している向きもあります。⇒時刻表の欄外に記載されている駅弁は
  マークが付与されているものがほとんどですが、消費者にはさほど関係ないかも。

③藤田流駅弁の基準
  ・鉄道すべての駅で販売されている弁当     
  ・特徴的な容器や特色を表した包装紙を使用
  ・個人的に「これは駅弁!」と判断したもの(笑)

●駅弁の種類
 ・大型時刻表に掲載されているもの:1,000種 
  一般料理屋が企画・製造する幕の内弁当や私鉄の駅弁:1,000種 
  計約2,000種類程度ではないかと言われています。

●駅弁の特徴
 ①製造から4時間以内で売り切らなくてはならない。
 ②地方の名産を使用し、「冷めても美味しい」を基本に調製されている。
 ③容器の大きさ、食べやすさを考慮しなくてはならない。

●駅弁の思い出(峠の釜飯:おぎのや)
 ・信越本線横川~軽井沢駅間は、JR最高勾配区間(66.7‰=1㎞進むと標高が
  66.7m上昇)で、列車の最後尾に機関車を2両連結する必要があったため、
  この駅ではすべての列車が10分程度停車しました。その際「峠の釜飯」を求めて、
  乗客が一斉に立ち売りに向かってダッシュする光景が忘れられません。
  多い時で3人の売り子が常駐していましたが、毎回完売していたそうです。

来週は「駅弁」の2回目、何でもベスト3をお届けします。お好きな駅弁がありましたら、
ぜひ番組宛にご意見をお寄せ下さい。

富士のふもと!さんからご質問をいただきました。
5月3日東京から三島へ新幹線を利用したいのですが、一番安上がりな切符って
ないでしょうか?

新幹線では回数券が1番お得です。金券ショップでは、さらに1,000~2,000円安く
購入出来ますが・・・4/27~5/6は利用することが出来ないんです。繁忙期の辛い
ところですね。他にも調べてみましたが、この時期は通常料金でご乗車されるしか
方法が見つかりませんでした。


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