「週刊テツタビ百科」第36号

2009年12月27日

スナフキン藤田です。
今年も「すまいるトレイン777」をご愛聴いただきありがとうございました。
今年最後の放送は、藤田が鉄道に惹かれたエピソードをお伝えしました。
それでは再放送です。

第36号 (2009.12.26 ON AIR)
~鉄道に魅せられて40年~

●鉄道(列車)への強い憧れ(10歳)
 足に障害があることから、移動はすべて父親の車で行っていたので、
 線路や列車を見ると、「乗ってみたい」という強い憧れがありました。
 小学校5年生の時に身延線に乗って甲府へぶどう狩りに出掛けた際、
 レールの音と滑るように加速する電車の乗り心地で、すっかり列車の魅力に
 取り付かれてしまった訳です。

●初めてのひとり旅(15歳)
 高校合格のご褒美に、岡山県津山市に住む文通相手に会いに行きました。
 岡山駅で山陽新幹線から津山線に乗り換えて津山駅へ。初めて時刻表を買い、
 初めて新幹線の切符を買い、初めてのひとり旅をしました。文通相手との対面と
 見知らぬ町はとても新鮮だったことを憶えています。

●旧国鉄全線走破を決意(19歳)
 観光中心の旅を続けていた時、毎月購入していた鉄道雑誌に路線の白地図が
 付いていたので、今まで乗車した路線を塗っていきました。すると1/3以上
 乗っていたことが判明。全線走破することを決意し、「乗るため」だけの旅に変更です。
 プランニングが重要で、短時間でいかに効率よく乗り継げるかがカギ。
 夜行列車の連続乗車は4泊で、食事は基本的に駅弁かホームの立ち食い蕎麦。
 洗面は駅の洗面所、風呂は駅近くの銭湯を利用したりしました。

●鉄道紀行作家・宮脇俊三氏との出会い(21歳)
 「時刻表2万キロ」に感動し、便箋10枚に感想とこれまでの自分の旅を書いて
 送ったところ、すぐにハガキが届いて一層の感激。その後手紙のやり取りを経て、
 何度かご自宅にお邪魔して貴重な話を聴かせていただいたことが
 大きな励みになりました。

●全線走破達成(27歳)
 昭和59(1984)年8月10日、宗谷本線・名寄~稚内間を乗車して達成。
 走破路線数:242路線  全行程:2万400km
 
いろいろな「鉄道好き」がいらっしゃいますが、藤田は「乗り鉄」でしょうか。
ですから車両などの形式はあまり得意ではありません。

最初はどうなるかと思っていた「週刊テツタビ百科」も、
みなさんのおかげで無事に年を越せそうです。本当にありがとうございます。
そして来年もよろしくお願いします。

みなさん、良いお年をお迎え下さいね。

同じカテゴリー(週刊テツタビ百科)の記事画像
週刊テツタビ百科 !お便り編
「週刊テツタビ百科」最終号
「週刊テツタビ百科」第49号
「週刊テツタビ百科」第48号
駅・・・番外編
「週刊テツタビ百科」第47号
同じカテゴリー(週刊テツタビ百科)の記事
 週刊テツタビ百科 !お便り編 (2011-04-29 12:08)
 「週刊テツタビ百科」最終号 (2010-04-03 18:24)
 「週刊テツタビ百科」第49号 (2010-03-28 08:07)
 「週刊テツタビ百科」第48号 (2010-03-20 19:39)
 駅・・・番外編 (2010-03-19 22:48)
 「週刊テツタビ百科」第47号 (2010-03-13 15:46)

Posted by 小坂真智子 at 20:36│Comments(2)週刊テツタビ百科
この記事へのコメント
今年一年楽しめました。
自分の初旅は、甲府でした。
中1の夏休みに、当時急行だった「富士川」に乗って行きました。
初遠出は、高1の東京都内でした。小田急ロマンスカーでの旅でした。
民鉄の有料特急では、小田急を始め、西武、名鉄、近鉄と乗車しました。
スナフキン藤田さんは、民鉄の有料特急は乗車しておりますか?
是非エピソードをお願いします。
最後になりますが、良いお年をお迎え下さい。
Posted by 歌人28号 at 2009年12月28日 09:32
歌人28号さん

こんにちは。コメントありがとうございます。
私鉄の有料特急列車は小田急と西武は乗ったことがありますが、
名鉄・近鉄は無いんですよ。
「アーバンライナー」乗ってみたいですね。

もっぱら旧国鉄やJRばかり乗ってきたので、
そちらまで乗る時間が無かったというのが理由です。
もう少し余裕を持てるようになったら、ゆっくりと旅をしたいです。

歌人28号も良いお年をお迎え下さいね。
来年もよろしくお願いします。
Posted by スナフキン藤田 at 2009年12月29日 17:04
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
「週刊テツタビ百科」第36号
    コメント(2)